vol.37 金物の取付図や標準図を使っていますか?

2025年の法改正から木造住宅でも構造計算することが増えてきています。
設計図書も審査機関から細かく見られるようになり、メーカー既製品でも、その使用方法に問題がないかチェックされるケースが増えました。
今回は設計図書として使用可能で金物の納まり等の参照が容易になる取付図や標準図のご紹介になります。

納まり標準取付図

2025年4月の法改正以降、国土交通省が公開した「改正建築基準法2階建ての木造一戸建て住宅(軸組構法)等の確認申請・審査マニュアル」の第2章 確認申請図書の作成例にて、継手及び仕口の構造方法が図示されていました。

国土交通省 資料ライブラリー(確認申請・審査マニュアル 掲載先)
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/04.html

改正後に審査機関から、設計者に確認申請図書の作成例の図に準ずるものを設計図書に載せるよう指摘を受ける場合があります。BXカネシンのホームページでは在来軸組工法やツーバイフォーの木造住宅で使われる金物について納まり標準取付図をユーザー専用ページよりダウンロードできるよう公開しています。

公開のフォーマットとしては、住宅でよく使われる金物を一通り整理した「pdf図面」と、設計者側で必要な金物を図面で組み合わせる「CADデータ」(dxfファイルとjwファイル)があります。

pdfの図面はCAD上の金物を枠に当てはめたもの
CADデータはユーザーが図面をカスタマイズすることを想定している

構造標準図

金物工法や中大規模木造で使用するMP製品は、納まり標準取付図よりも詳細な情報を盛り込んだ「構造標準図」を同じくBXカネシンのユーザー専用ページで公開しています。

金物工法は梁受け金物とパイプ系のそれぞれでファイルを分けています。

金物の姿図だけでなく耐力や付属品の情報も記載しています。
また、金物工法標準図にはリリースしたばかりの製品も含まれています(2026年3月時点)。
ぜひユーザー登録していただき、チェックしてみてください。

金物工法標準図 プレセッターSU

MP製品では個別に標準図を準備しているケースが多いです。
設計図書にそのまま添付できるほか、構造図などを作図する際の元データや、製品の概要を一目で確認することにも活用できます。

MPねじ接合システム type-L 構造標準図

さいごに

BXカネシンでは様々な図面データを公開しており、ユーザー登録していただければ設計に活用できる資料をダウンロードできます。

今回ご紹介した標準図はBXカネシンのユーザー専用ページの「データダウンロード」>「マニュアル・設計ツール」にあります。

ユーザー専用ページ


製品単体図の他、標準図なども公開していますがすべての製品に標準図があるわけではありません。

どの製品に標準図があるか、また納まり標準取付図に使用できる金物には何があるか、一覧で確認したい場合は、「データダウンロード」>「マニュアル・設計ツール」の「その他」の分類にある納まり標準取付図・標準図公開製品一覧(pdf)で確認ができます。

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ぜひ登録してチェックしてみてください。