ご相談事例

【相談事例09】○○の納まりはできますか?

Q1.接合金物PZ-HDP-30について、柱を受ける梁に取り付く直交方向の梁は在来仕口にしたいのですが、可能ですか?
A1.梁部分の接合具(ドリフトピン・ボルト)は耐力に影響しないため、使用することは可能です。

PZ-HDP-30の耐力は、写真のように柱のみで引張試験をして確認しております。そのため、直交梁が在来仕口でも梁受金物でも耐力には影響しません。

なお、PZ-HDP-30の梁部分に空いている穴については、位置決めや落下防止のために空いておりますので、梁部分の接合具をご使用しない場合は施工方法にご注意ください。

また、プレカット工場によっては、金物工法の加工と在来工法の加工が混在すると加工機でプレカットすることができない場合がありますので、プレカットが決まっている場合はあらかじめご相談しておくことをお勧めします。

Q2. 210角の柱に150幅の梁を取り付けたいのですが可能ですか?
  また、芯をずらして取り付けても良いでしょうか。
A2. 105幅より大きい部材に取り付けることは可能です。
  芯をずらす場合は、設計者の判断にはなりますが、金物芯から木材の面までを52.5mm以上離していただくことを推奨します。

梁受金物の耐力は、105角の柱に105幅の梁を取りつけて試験を行っております。105角(幅)より大きい部材を用いる場合は、基本的に耐力が上がると思いますので、問題ございません。

芯をずらす場合は、耐力を確認した仕様よりドリフトピンの支圧面積が小さくならないように、金物芯から木材面までを52.5mm以上離していただいた方が良いと思います。

標準的な使い方で納まらない場合、製品が使えるかどうか不安になることもあると思います。メーカーとしては、試験している仕様から外れる場合の判断はできず、設計者判断となることも多いですが、その際に参考になる資料や考え方について、アドバイスができることも有るかもしれませんので、ご気軽にご相談ください。