Q.木造の構造金物は 耐力以上の力が掛かると金物が破断するのでしょうか。
それともビス留めされてる木が割れるのでしょうか。
A.木造の構造金物は製品毎に壊れ方は違います。
金物が変形し破断する製品もあれば、木材が割れて耐力低下する製品もあります。
まず接合部の壊れ方のイメージを共有すると以下の順番です。
1.降伏耐力に達する(この耐力までは壊れない。)
2.降伏耐力~最大耐力(壊れながら耐力が上昇)
3.最大耐力~破壊(耐力が低下し破壊に到る)
一般的には上記の2の段階で金物変形も木部損傷も両方発生し、3でどちらかが最終決定要因になります。
製品毎の壊れ方は、試験成績書の写真などでもご確認いただけます。
BXカネシンではホームページより各製品の試験成績書をダウンロードすることが可能です。
また壊れ方について、どちらが良い悪いということもありません。
金物を変形させることで、
ビス接合部など木部の損傷を抑えることもあれば、
ビス接合部を変形させることで、
急激な耐力低下を起こさずに金物をコンパクトに設計するケースもあります。
余談になりますが、
最大耐力は降伏耐力の概ね1.5倍~2倍程度あるためカタログ表記の短期基準耐力以上の荷重がかかっても、すぐに破壊することはありません。
上記は一般的な回答として記しましたが、
もし個別の製品についてご案内必要でしたら、是非お問い合わせください。